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ものづくりと心のケア  『復興から自立へのものづくり』(小学館)刊行記念トークイベント

Description
東日本大震災後、東北各地でものづくりによる復興プロジェクトが
数多く立ち上がりました。
活動を終了した団体も含めると、その数は数百に及びます。

なぜものづくりだったのでしょうか。
理由はいくつか挙げられますが、
そのうちのひとつに「ものづくりの持つ、作業療法的な側面」があるでしょう。

『復興から自立へのものづくり』の著者、飛田恵美子さんは、
ものづくりによる復興プロジェクトを取材する中で
「手仕事をしている間は、津波や余震の恐怖、つらい記憶を忘れることができた」
「仮設住宅に引きこもっていた高齢女性がものづくりに参加したら、みるみるうちに元気になった」
などという話をたくさん聞いてきたそうです。
ものづくりの持つこうした力は、被災地だけではなく、
さまざまな場所で応用できるものではないでしょうか。

実際に、南三陸・陸前高田・石巻・東松島で活動する
「ふっくら布ぞうりの会」では、東北の女性たちが講師となり、
うつ・引きこもりなどの難題を抱える首都圏の女性たちに向けた
布ぞうりの講習会をはじめました。

また、復興支援プロジェクト「EASTLOOP」で技術を磨いた女性たちが立ち上げた
編み物会社「東北クロッシェ村」の夢は、東北にニットミュージアムを設立し、
ものづくりの力を発信することだといいます。

さまざまな作業や手工芸を用いて心身の治療を行う作業療法士は、
これらの動きをどのように見るのでしょう。

今回のイベントでは、
ご自身も石巻で被災された作業療法士の中山奈保子さんに、
ものづくりが脳や心に与える影響についてお話を伺います。

また、「ふっくら布ぞうりの会」代表の工藤賀子さん、
牡鹿半島で女性たちのものづくり支援を行ってきた
「一般社団法人つむぎや」代表の友廣裕一さんに、
実際のエピソードを語っていただきます。
聞き手は、3月1日に『復興から自立へのものづくり』を
出版した飛田恵美子さんです。

<登壇者プロフィール>
中山奈保子(なかやま・なおこ)
作業療法士。
1998年作業療法士免許取得後、宮城県・福島県内の病院
および施設、作業療法士養成校の専任教員等を歴任。

2011年、東日本大震災で被災したことを期に災害を乗り越える親子の暮らしを
記録・発信する団体「三陸こざかなネット」を発足後、
二児の母・作業療法士として「病気や障害、災害に負けない心と身体を」をテーマに
執筆・講演活動などを行っている。
2018年より、学校法人 葵会学園「千葉・柏リハビリテーション学院」作業療法学科教員。

工藤賀子(くどう・のりこ)
大学卒業後、レコード会社宣伝部に21年間勤務。
2011年に独立し、現在ではプロモーションプランナーとして
中小企業の広報PR業務を行っている。
また、東日本大震災をきっかけに、被災地でのコミュニティ作り、
生きがい支援、経済的支援を目的として「ふっくら布ぞうりの会」を立ち上げる。
2012年11月には編み手の育成、ふっくら布ぞうりの営業、
販売、宣伝を担う団体「非営利型一般社団法人あゆみ」を設立し、
代表理事をつとめる。
現在では活動を首都圏にも広げ、ユニバーサル就労事業として展開するべく、
多くの団体と協働している。
http://www.fukkura.jp/

友廣裕一(ともひろ・ゆういち)
一般社団法人つむぎや代表理事、合同会社シーベジタブル共同経営、
一般社団法人まちライブラリー理事。

大学卒業後、日本全国70以上の農山漁村を訪ねる旅へ。
東日本大震災のあとは宮城県石巻市・牡鹿半島の浜の女性たちと
弁当屋「ぼっぽら食堂」や、
鹿の角を使ったアクセサリー「OCICA」などの事業を立ち上げる。
2015年よりアジアのデザイナーたちと三陸沿岸の事業者が深くつながることから
世界への扉を開く「DOOR to ASIA」をはじめ、
派生プログラムも展開中。
他にも農業、水産業、医療・福祉など様々な分野で、
全国各地の仲間たちと事業を行っている。
http://www.ocica.jp/

飛田恵美子(ひだ・えみこ)
ライター。
ソーシャルデザインやまちづくり関連のインタビューを中心に執筆。
2012年から友廣に誘われて「震災後に始まった東北のものづくり」の取材を始め、
これまでに80以上のものづくり団体を取材。
2019年3月1日、小学館より『復興から自立へのものづくり』を出版した。
http://www.cotohogu.com/

【開催日時】
2019年3月31日(日)15時~17時
14:15 受付開始
15:00 トークイベント開始

【開催場所】
神保町ブックセンター
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目3−1
岩波書店アネックス1F
TEL:03-6268-9064

【主催】
神保町ブックセンター

※注意事項
・キャンセルをご希望される方への払い戻しは、
3月28日 20時までにご連絡いただいた方のみとさせていただきます。
・不参加による払い戻しはいたしかねます。
・イベントの録音・動画撮影はお断りいたします。
Sun Mar 31, 2019
3:00 PM - 5:00 PM JST
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Venue
Tickets
チケット(ドリンク代別) SOLD OUT ¥1,000
Venue Address
千代田区神田神保町2丁目3−1 岩波書店アネックス1F・2F・3F Japan
Organizer
神保町ブックセンター
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